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私は詐欺師です。
これからあなたを
騙そうと思います。
今すぐブラウザを閉じてください。
ようこそ、共犯者候補の皆様。
こんな怪しいタイトルのページを開くなんて、あなたも相当な「物好き」か、あるいは「切羽詰まっている」かのどちらかでしょう。
安心してください。私はあなたの個人情報を抜いたり、高い壺を売りつけたりはしません。
そんなチンケな詐欺は、三流のやることです。
私がこれから行うのは、もっと大規模で、もっと洗練された
「合法的なシステムのハッキング」です。
突然ですが、質問です。
あなたは「自分は賢い」と思っていますか?
「オレオレ詐欺には引っかからない」
「怪しい投資話には乗らない」
そう思っているでしょう。
残念ですが、あなたは既に騙されています。
生まれた瞬間から、死ぬまで続く、巨大な詐欺システムの中で飼われているのです。
そして、謎の「再エネ賦課金」…。
気づいていますか?
あなたの財布には、見えない穴が空いています。
あなたが汗水垂らして働いた金は、あなたが寝ている間にも、チャリンチャリンと音もなく吸い上げられているのです。
誰に?
国に? 大企業に? 既得権益に?
彼らはあなたにこう囁きます。
「これは必要なコストです」
「みんな払っています」
「国民の義務です」
これこそが、最大の詐欺なのです。
しかし、どんな完璧に見えるシステムにも、必ず「穴(バグ)」が存在します。
彼らはあまりにも巨大になりすぎました。
その結果、末端の管理が杜撰になっているのです。
私は、その「穴」を見つけました。
それは、誰もが毎日使っている、あるインフラの中に隠されていました。
対象:一般家庭の固定費
発見:契約プランの自動更新における脆弱性
詳細:
多くの人間は「面倒くさい」という感情により、一度契約したインフラを見直さない。
企業はこの「思考停止」を利用し、不当に高い料金を徴収し続けている。
しかし、逆を言えば…
「契約を書き換える」だけで、その搾取構造は崩壊する。
わかりますか?
彼らはあなたが「無知」で「怠惰」であることを前提にビジネスをしています。
あなたが「何もしてこない」とタカをくくっているのです。
だからこそ、私たちが少しだけ「賢い動き」をするだけで、
システムは誤作動を起こし、ボロボロと利益を吐き出し始めるのです。
もったいぶるのはここまでにしましょう。
私があなたに提案する「詐欺(ハッキング)」の手口。
それは…
「は? 電気? そんなの知ってるよ」
あなたは今、そう思いましたね?
そして同時に、こうも思ったはずです。
「面倒くさい」
「怪しい」
「どうせ大して変わらない」
それです! その感情こそが、彼らの洗脳なのです!
「電気の切り替えなんて面倒で意味がない」
そう思わせることで、彼らはあなたを高いプランに縛り付けているのです。
真実を教えましょう。
この「電気の切り替え」という行為は、
現代に残された数少ない「ノーリスク・ハイリターン」の錬金術です。
私はブローカーです。
あなたが電気を切り替えると、私に電力会社から「紹介料」が入ります。
隠しても仕方ないので言いますが、私はそれで儲けています。
しかし、私は強欲ですが、ケチではありません。
私だけが儲かっても、あなたが動かなければ意味がない。
だから、私はあなたを買収することにしました。
私の利益の大部分を削り、あなたに「裏金(キックバック)」として渡します。
これは、私とあなたが「共犯関係」になるための契約金です。
多くの人が最高額を掠め取っています。
7,000円。
少ないと思いますか?
いいえ、これは「ただの始まり」です。
電気を切り替えることで、毎月の電気代(上納金)も自動的に下がります。
年間で見れば、数万円〜数十万円の搾取を回避できるでしょう。
一度の手間で、一生続く「不労所得」のようなもの。
そして手元には、即金で使える7,000円のアマギフ。
これを「詐欺」と呼ぶなら、私は喜んで詐欺師になりましょう。
ただし、騙されるのはあなたではなく、
「今まであなたから搾取していた大企業」ですがね。
準備はいいですか?
犯行は迅速に行う必要があります。
彼らがこの「穴」に気づき、塞ぐ前に実行してください。
ターゲットの特定
「検針票」または「Web明細のスクショ」を用意してください。
これが金庫を開ける鍵になります。
情報の注入
下のボタンから専用フォームに飛び、情報を入力してください。
所要時間は約3分。カップ麺ができる間に終わります。
証拠隠滅と逃亡
入力が終われば、あなたの仕事は完了です。
工事も電話もありません。あとは勝手に切り替わります。
後日届くアマギフメールを受け取り、好きなものを買って高飛びしてください。
リスクはゼロ。
違約金も解約金もありません。
気に入らなければ、また戻せばいいだけです。
さあ、決断の時です。
「真面目な被害者」として搾取され続けるか。
「賢い共犯者」として、甘い汁を吸うか。
追伸:
もし、あなたが7,000円を手に入れたら。
その時は、鏡を見てニヤリと笑ってください。
「あいつ、本当に金をよこしやがった」と。
私は詐欺師ですが、嘘はつきません。
金に汚い人間は、信用できるのです。
なぜなら、あなたを騙すより、あなたと手を組んだ方が
私も儲かるからです。
Win-Winの犯罪(ビジネス)をしましょう。